晴明神社(京都市上京区) 安倍晴明を祀る「魔除け」「厄除け」の神社

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 知らない人はいないであろう、平安時代の天文博士であり陰陽師でもあった「安倍晴明」の御霊神を御祭神とする「晴明神社」の紹介です。

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 安部晴明は、欠史八代の一人「孝元天皇」の第一皇子「大彦命」の御後胤(子孫)であるとされています。
 幼い頃から多くの道に秀でており、特に天文暦学の道を深く極め、式神を思いのままに操る霊術をも身につけていたとか。
 朱雀天皇、村上天皇、冷泉天皇、円融天皇、花山天皇、一条天皇の6代の天皇に仕え、85歳で亡くなられた後は、天皇の勅使をもって屋敷跡に神社として祀られました。

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 場所は堀川通沿い、有名な「二条城」からまっすぐ北へ上がったところにあります。堀川通を南から北へと走るバスに乗れば、バス停はすぐ目の前です。
 写真は「一の鳥居」、通常神社名や御祭神の名前が掲げられることが多い鳥居の扁額には、社紋である「晴明桔梗」いわゆる「五芒星」が掲げられています。

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 「一の鳥居」から「二の鳥居」まではそれほど距離はありませんが、本殿までまっすぐに整えられた参道が続いています。

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 一の鳥居を入ってすぐ左手には「旧 一條戻橋」があります。
 本来の一条戻橋は平成7年(1995年)に架け替えられました。晴明神社の境内にあるこちらの「一條戻橋」は、先代の橋で使われていた欄干の親柱を境内に移して、昔の風情をそのままの「一條戻橋」を再現したものだということです。
 橋の左側に置かれているのは、「式神石像」です。

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 こちらが、現在堀川に架かっている「一条戻橋」です。すっかり現代風の橋になっていました。場所は晴明神社から100mほど南に下った道路向かい。すぐ近くには、北から南へ下るバスのバス停があります。

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 この橋の名前の由来は、平安時代918年まで遡ります。文章博士 三善清行の葬列がこの橋の上を通っていた時、息子である浄蔵が棺にすがって祈願したところ、清行が一時蘇生したという伝説から、この名がつけられたそうです。
 また、源頼光の四天王のひとり、渡辺綱が鬼女の腕を切り落とした場所としても有名です。

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 安倍晴明が式神を封じこめていたという橋の下、現在の堀川は整備されていて、散策が楽しめるようになっています。
 
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 二の鳥居をくぐって右手にある手水舎は、柄杓を使わず竹筒から流れ出る水で手を清められるように変わっていました。
 手水鉢からは水が抜かれ、中には晴明神社に縁が深い桔梗の花が活けられていました。

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 手水舎のすぐ横には「晴明井」があります。
 水の湧き出るところは、その歳の恵方を向いており、吉祥の水が得られるとか。恵方は毎年変わるので、立春の日にその向きを変えているそうです。
 残念ながら現在は新型コロナウィルス感染防止のため、水は止められています。

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 手水を使った後は、まず本殿に参拝します。
 現在の本殿は明治38年(1905年)に建てられたものだとか。
 本殿に向かって左手には、安倍晴明の像があります。合わせた衣の下では印を結び、夜空の星を見て遠く天体を観測している様子を現わしているそうです。

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 向かって右手には、大きな桃の銅像(?)「厄除桃(やくよけもも)」が置かれていました。
 古来、桃は魔除け厄除けの果物とされており、自身の厄をこの桃に撫でつけることができるそうです。

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 厄除桃のさらに右手には、御神木の楠が大きく枝を伸ばしていました。
 推定樹齢、実に300年。日本には樹齢1000年を超えるとされる楠もありますので、それにはおよびませんが、それでも立派な楠です。
 樹皮に触れると独特の感覚があるそうで、両手を幹に押し当てている参拝者も姿も多くみられました。
 
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 また、本殿に向かって左側の壁には、数多くある安倍晴明の伝説の中から、代表的な10の逸話を紹介した「顕彰板」が掛けられています。
 短い物語風になっていて、描かれている場面も美しくなかなか見ごたえがあります。
 時間があれば、ゆっくりと読み進めていくのも楽しそうです。

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 こちらは授与所です。
 「晴明桔梗」をあしらったお守りは人気があるのか、訪れた日もお守りを求める人の列が続いていました。

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 中には、「境内に咲く桔梗の最後の一輪が枯れるまで」という風流な期間限定のお守りもありました。
 境内には約2000株の桔梗が植えられており、毎年6月中旬から初秋にかけて、コバルトブルーと白の可憐な花をつけるとか。
 この他にも、期間限定のお守りとして「もみじ守り」や「もみじ土鈴」があるようです。

 小説や映画などでも数多く取りあげられて有名な「安倍晴明」を祀る神社は、観光名所である「二条城」や「北野天満宮」とのバスの便がよく立ち寄りやすい場所にあります。
 それほど広くはない境内ですが、「晴明桔梗」のお守りをいただきに訪れてみるのもお勧めです。


 基本データ
 名称:晴明神社
 住所:京都市上京区晴明町806
 参拝時間:午前9時~午後4時半
 参拝料:なし
 電話:075-441-6460
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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)寺社・仏閣日記    

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