よろづやアネックス 湯楽庵 ②有形文化財「桃山風呂」

 「よろづやアネックス 湯楽庵」さんの紹介です。

 湯田中温泉は約1350年前、僧智由が発見し、「養遐齢(ようかれい)」と名付けたところから始まるとか。
 (遐齢=長寿の意)

 その中でも、純木造伽藍建築の「桃山風呂」は有形文化財にも指定された、よろづやさんを代表するお風呂です。

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 桃山風呂の脱衣場は、その伽藍建築の中。
 寄せ木細工の床、柱の千社札、藤製の籠など、どれを取っても歴史を感じさせる作りです。

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 アメニティもきちんとありますので、心配無用。
 レトロな体重計がいい味を出しています。

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 後ろを振り向くと、懐かしい鏡台もありました。
 現代式のドライヤーと、年月を経て深みを増した鏡台の木の色が、アンバランスというか意外なバランスと言うか。

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 浴場へ続く扉の上には、「洒心」の掲額がありました。
 誰のものかと調べて見ましたら、維新の先駆者であるところの異相の才人、佐久間象山の手による書。
 「酒」ではなく「洒」、「さいしん」と読み、「心を洗い清める」という意味です。

 温泉のデータ
 源泉名:よろづや1号泉、よろづや2号泉、よろづや3号泉
 泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
 源泉温度:93.6℃
 pH:8.2
 成分総計:不明(1~2g/L程度?)
 お湯の印象:無色澄明、わずかな塩味と源泉臭、さらりとした湯触り

 お湯の使い方(推測を含む)
 加温:無し(一部加水あり)
 循環:無し?
 消毒:無し?

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 これがよろづやさんの名物、桃山風呂です。
 これも有形文化財、伽藍建築の中にある内湯。この佇まいを見てから、一度は入りたかった湯船の一つでした。
 無事入れて、温泉巡りの目標の一つをクリアできました。

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 広々とした浴室、古き良き豪奢な作り。
 温泉はおそらく掛け流し(源泉が高温のため、加水あり)で、サラリとした気持ちの良いお湯でした。

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 もちろん、洗い場も完備しています。

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 もう一つの名物は、桃山風呂に併設された庭園露天風呂。
 湯船の下には、白黒の那智石が敷き詰められています。

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 露天風呂も見どころたくさん。
 例えばこの石灯籠は、和歌山徳川家の遺物とのこと。

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 この五重塔は、高さ11mの偉容を誇ります。

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 ちらほらとある紅葉を眺めながら、どこもかしこも歴史の深い品々に囲まれて、有形文化財を眺めながらの湯浴みは最高でした。

 次回は、よろづやさんの貸切風呂「黄鶴風呂」の紹介です。

(*なお、桃山風呂は2020/11/26~12/20で、修繕工事を予定しています。期間内でも桃山風呂には入れますが、入浴時間が短くなることがあるようです)


 基本データ
 名称:よろづやアネックス 湯楽庵
 住所:長野県下高井郡山ノ内町平穏3077
 休業日:無し
 電話:0269-33-2117



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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)湯煙日記(長野)   

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