宝泉院(京都市左京区) ②平成に誕生した、仏の世界を表している庭園

 京都 大原にある「宝泉院」の紹介、2回目は平成17年3月に境内南側に誕生した、小さな回遊式庭園「宝楽園」を紹介します。

 IMG_8573.jpg
 場所は受付から入ると、建物とは反対側の方向にあります。うっかり見逃してしまいそうな立て看板ですが、案内通り左方向へ進むと庭園はすぐそこです。

 IMG_8615.jpg
 訪れたのは夏も盛りの頃、庭園は見事に木々に覆われていました。
 写真は、庭の中央に敷かれた石の橋です。この石を池に浮かぶ橋を見立ててあるのでしょうか、左右には白砂が敷き詰められた枯山水の庭が広がっていました。
 この「宝楽園」は、「地球太古の創世に遡り、その原初の海を想像した庭園」だとか。ところどころに配置されている石組みは、仏神の世界を表しているそうです。

 IMG_8620.jpg
 右手には、ごつごつとした岩肌の石がまるで険しい山が連なったように配置され、海に見立てた白砂には、賀茂別雷神社(上賀茂神社)にある「立砂(たてずな)」に似た盛砂が置かれています。

 IMG_8618.jpg
 左手には、大きな岩が鳥居を模したように積み重ねられていました。

 IMG_8621.jpg
 IMG_8624.jpg
 石畳を踏みながら先に進むと、苔むした手水鉢も見ることができます。
 周りに配置された石は仏さまの後光にも似て、何とも言えない趣がありました。

 IMG_8623.jpg
 IMG_8629.jpg
 石畳を踏んで奥へと進むと、まるで深い森に迷いこんだような雰囲気になってきました。
 これがずっと続くのかと思っていたら、さすがにそれほどの広さはなく、こちらで突き当たり。残念ながら引き返します。

 IMG_8627.jpg
 IMG_8626.jpg
 手水鉢まで戻って、別の方向へと進むと少しばかり小高い場所につきました。
 上から庭全体を眺めてみるのも、なかなか良いものだと思います。

 IMG_8572.jpg
 大原は三千院が有名ですが、そのさらに奥にある「宝泉院」。観光客もそれほど多くはなく、ゆったりと過ごせるお勧めの場所です。
 大原に来る機会があれば、ぜひ三千院と合わせて、前回紹介した「勝林院」そして「宝泉院」も足を向けてみてはいかがでしょうか。もちろん近くには他にも「実光院」「来迎院」など参拝できる寺院があります。
 時間がとれる方は、ぜひ1日かけて大原をめぐってみてください。


 基本データ
 名称:宝泉院
 住所:京都市左京区大原勝林院町187番地
 拝観時間:午前9時~午後5時
          (受付終了午後4時半)
 拝観料(茶菓付)
 :大人800円/中高生700円/小学生600円
  ※ライトアップなどイベントの時は異なる
 勝林院共通拝観券:1,000円
          (宝泉院での茶菓付)
 電話:075-744-2409

 ↓他のブログの記事も覗いてみませんか?
 にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ  にほんブログ村 グルメブログ 京都食べ歩きへ    

posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)寺社・仏閣日記    

旅行を計画されている方、こちらから宿を探してみませんか?
 

この記事へのコメント