ならまち散歩(奈良市) ②「奈良町にぎわいの家」築100年を迎えた町屋を無料で見学できます

 「ならまち」の紹介、今回は無料で見学できる築100年を迎えた町屋「奈良町にぎわいの家」さんを紹介したいと思います。

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 たどりつく少し前に強い雨が降りだしたため、うっかり撮影もれ。外観写真は公式からお借りしました。
 看板がないと、見た目が一般のお宅のようですが、中に一歩入るとスタッフの方が気持ちよく出迎えてくれました(入場している人数をカウントされていたようです)。

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 残念ながら、現在は新型コロナウィルス感染防止のため、スタッフによる館内案内はされていないとのこと。「見どころマップ」を参考にして、館内をまわることにします。

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 館内図です。玄関から座敷を通り、茶室・仏間・庭などを眺めながら、離れや蔵まで見学ができます。
 建てられたのは大正6年(1917年)、「奈良にぎわいの家」さんは住まいの知恵と伝統の技など、日本の暮らしを伝えることをコンセプトのひとつとされています。

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 入口入ってすぐ右手に玄関があります。ここで靴を脱いで、室内へあがることができます(この他にも2ヶ所あがり口があります)。

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 玄関の正面には、小さな坪庭がありました。
 大きな石は「伽藍石」と呼ばれているそうで、奈良町の庭に多く見られるそうです。

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 玄関から入って正面には、4畳半の小さな茶室がありました。
 きちんとにじり口もあり、天井は檜皮の網代天井、床柱は桜、かまちは黒柿が用いられているそうです。

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 茶室の横から伸びる廊下は、手前から6畳、8畳、6畳の座敷の横を通り、来客などに使われる突き当たりの15畳の座敷に直接入ることができるようになっています。

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 廊下の外には、建物に沿うように細長い庭が続いていました。

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 15畳の座敷から玄関方向を撮った写真です。
 御簾の手前が15畳の座敷、その奧から6畳、8畳、6畳、玄関と続いています。

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 15畳の座敷から張り出すようにあるのが「仏間」です。
 仏間の天井は格子状に仕切られていて、そのひとつひとつに花の絵が描かれていました。

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 15畳の座敷から板張りの廊下へと出ると、少しばかり広い庭へと出ました。
 中央の大きな樹は「くろがねもちの木」、「苦労がなく金持ち」ということで縁起が良い木とされているそうです。

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 庭をはさんで向こう側にあるこちらが離れ、この離れや蔵ではいろいろなイベントが催されることもあるようです。
 
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 玄関の方へと戻ると、何やら急な階段がありました。
 おそるおそるのぼってみると、天井が低い秘密基地のような部屋が。「つし二階」と呼ばれる、天井が低い空間です。
 かつては使用人の寝室や、物置として使われていたそうです。

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 靴を履いて、建物の奧の方へと視線を向ければ、かまどなどが設置された炊事場がありました。
 建物の奥にある裏庭までまっすぐに続くこの作りを「通り庭」と言います。奥行きのある町屋の風の通り道にもなっています。
 この作りは奈良だけでなく京町家でも見ることができる、動線を確保するための通路です。

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 この場所では「かまど体験」が行われることもあるそうで、案内のチラシが貼ってありました。
 竹筒を使って火おこしすることも今の時代なかなかないですし、貴重な体験ができそうです。

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 建物の入口や玄関の近くには、「身代り申」が飾られていました。
 「ならまち」の通りには、身代わり申を飾っている建物をよく見かけます。次回はこの「身代り申」について紹介していきます。


 基本データ
 名称:奈良町にぎわいの家
 住所:奈良県奈良市中新屋町5
 営業時間:午前9時~午後5時
 定休日:水曜日
    (祝日の場合は営業&休館日変更)
 電話:0742-20-1917

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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)観光・街歩き日記   

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