眞名井神社(京都府宮津市) 御神水「天の眞名井の水」が湧く神社

 「元伊勢 籠神社」の奥宮、御神水「天の眞名井の水」が湧く「眞名井神社」の紹介です。
 古代には「吉佐宮(よさのみや)」と呼ばれ、本殿の後ろには「眞名井原祭祀場」と呼ばれる磐座(いわくら)が鎮座していることでも知られています。その神が宿る石では、神祀りが行われてきたそうです。

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 「眞名井神社」は「籠神社」から北北東の方角、550mほどの距離にあります。途中かなり急な坂道になっている場所があるため、徒歩で10分~15分ほどかかります。
 あちこちに案内看板がありますので、道に迷う可能性は少ないと思います。

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 案内に従って緩やかな坂道をあがっていくと、ひとつめの鳥居が見えてきました。
 ここからさらに坂道を登っていきます。

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 坂の途中に、眞名井神社参拝者専用の無料駐車場がありました。
 ただし、途中の道幅はそんなに広くはないので、対向車が来たら少しばかり大変かもしれません。運転に自信がない方は、有料にはなりますが、籠神社の駐車場を利用する方がお勧めです。
 御神水を汲みに来られる方も停められているようですが、ここからはさらに急な坂道になります。重い水の容器を持って下りてくるのは、なかなか大変そうです。

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 眞名井神社へ到着です。
 視界に入った瞬間、思わず背筋が伸びるのがわかりました。

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 眞名井神社は伊勢神宮外宮の本宮で、豊受大神(とようけおおかみ)を主祭神として、天照大神、伊射奈岐大神(いざなぎのおおかみ)、伊射奈美大神(いざなみのおおかみ)が祀られています。

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 縄に紙垂(しで)がついているので、ここから先は神さまの領域です。

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 階段をあがって左手に、御神水「天の眞名井の水」が湧きでていました。
 こちらは手水の場所、水を汲む場所はこの場所の右斜め後方にあります(よりにもよって写真撮り忘れ)。

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 こちらの水は、籠神社海部家三代目の天村雲命が神々が使われる「天の眞名井の水」を黄金の鉢に入れ、天上より持ち降った御神水だと伝わっているそうです。
 天村雲命は、御神水をまず日向の高千穂の井戸に遷しました。その後、こちら場所、奥宮がある眞名井原の地にある井戸に遷されたとか。
 さらに、倭姫命によって、伊勢神宮外宮にある上御井神社の井戸に遷されたと伝えられています。

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 手水処の左手には、「真名井原波せき地蔵堂」がありました。
 「大宝律令」が施行された大宝年間(701年~704年)に大地震が発生し、それに伴い押し寄せてきた大津波をこの場所で切り返したと伝えられているそうです。
 このことから、天災地変から守る霊験、そして病気よけの妙徳も聞こえるようになったとか。
 また、こちらのお地蔵さまが、真名井の神へのお取り次ぎもされているそうです。

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 ふたつめの鳥居の先には、本殿までまっすぐに参道が伸びていました。
 両脇にひかえているのは、狛犬ならぬ狛龍です。

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 こちらの狛龍は左右で口の開きが異なり、「阿吽」を形取っているのだと思われます。
 両方の手に宝珠を抱えた龍は眼力も強く、なかなか見応えがありました。

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 鳥居をくぐると、森に包まれた静寂の中を参道が本殿までまっすぐに続いています。
 階段の下に「これより先撮影禁止」との立て札がありましたので、撮影はここまでです。
 参道の先にあるみっつめの鳥居をくぐると、明らかに空気が澄んだように感じました。この先にあるのは「眞名井原祭祀場」と呼ばれる磐座(いわくら)、言葉には表せないほど神秘的な空間です。
 籠神社の公式ホームページには写真が掲載されていますので、興味がある方はぜひ一度見てください。

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 帰り道、ふと空を見上げてみれば、高い梢の先に陽が射しているのが見えました。
 新緑をさらに明るく染めあげた神秘的な空間に、ここまで来た疲れも癒やされたように感じました。

 日本三景「天橋立」の北側すぐ近くにある「眞名井神社」、美味しい水をいただくこともできますので、お参りの際はペットボトル持参がお勧めです。


 基本データ
 名称:奥宮 眞名井神社
 住所:京都府宮津市字中野
 参拝時間:自由
 授与所(籠神社):午前8時~閉門まで
  ※眞名井神社授与所の開設日は公式HPにて確認
 拝観料:無料
 電話(籠神社): 0772-27-0006

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posted by ウィロー at 11:00 Comment(2)寺社・仏閣日記    

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この記事へのコメント

  • モノノフ

    宮津は何度か訪れましたがこの神社は知りませんでした、魚が美味しい土地柄なのでいつもランチで立ち寄るのです。
    宮津駅前の富田屋と言う店か、宮津漁協の2階の漁連と言う店で食べます♪
    2020年06月24日 11:48
  • ウィロー

    モノノフさん
    私も今回が初訪問です。籠神社のさらに奧にあり、ある意味で籠神社の本宮(古宮)とも言えるところのようです。
    富田屋さんは有名ですね。実は行ったことがないのですが、訪れたいお店の一つではあります。今なら少しは空いていますでしょうか。
    2020年06月28日 16:41