別名「お東さん」の呼び名で知られている東本願寺は、全国約8,800寺を有する真宗大谷派(浄土真宗)の本山になります。
JR京都駅の中央口から出て烏丸通をまっすぐ北へ上がると、徒歩5分ほどで左手に目をみはるほど大きな門が見えてきます。「御影堂門(ごえいどうもん)」です。
こちらの門は明治44年(1911年)に再建されたもので、高さ約28メートルの入母屋造、本瓦葺きで三門形式の二重門(2階建てでそれぞれの階に屋根があるもの)になっています。近年では、2015年に修復されているとか。
門の迫力もさることながら、扉にほどこされた見事な彫刻に目を奪われます。
この立体的な彫刻が、門一面にびっしりと刻まれている光景は、圧巻のひとこと。これをじっくりと眺めているだけでも時間が過ぎていきそうです。
御影堂門に一歩踏み込んで上を見上げれば、内側にも流麗な彫刻を見ることができました。
鳩避けのためか、ネットが張り巡らされていて見えにくいのはちょっと残念。
門を支える柱の根元付近には、勇ましい風貌の獅子も彫られています。狛犬ならぬ、門を支える柱を守る獅子でしょうか。
御影堂門の正面にあるのは「御影堂(ごえいどう)」です。
境内のほぼ中心に位置し、中には浄土真宗の宗祖である、親鸞聖人の御真影(御木像)が安置されています。
正面の長さは76メートル、側面58メートル、高さ38メートルで、建築面積は東大寺大仏殿を上回るとか。日本の木造建築で、もっとも大きい建物とされているそうです。
現在の建物は明治28年(1895年)に完成したもので、平成に入り2004年から2008年にかけて大規模修復が行われたとか。
御影堂に向かって左手前には、手水舎がありました。
ここに居る龍の彫刻は、かなり細部まで作りこまれていて見ごたえがあります。鱗のひとつひとつ、手水鉢の上と下にかかる大きな爪、長く伸びた髭や角、どこを取っても躍動感に満ちていました。
こちらは、手水舎の龍を背後から撮った1枚です。
中央に見えるのは、大きく盛りあがった波でしょうか。今にも波がしらが崩れて、水しぶきがかかりそうな迫力です。
手水舎からさらに左手奥に見えるのが「阿弥陀堂」です。
正面の長さ52メートル、側面47メートル、高さ29メートルの仏堂で、御影堂と同じく明治28年(1895年)に再建されました。2015年に耐震補強を含めた修復工事が完了しています。
名前の通り、中にはご本尊の阿弥陀如来が安置されているそうです。
東本願寺では、御影堂、阿弥陀堂、そして参拝接待所の三か所から中に入ることができます。
靴を入れるビニール袋が準備されていますので、自分の靴を中に入れて各堂内をまわることになります。
今回は阿弥陀堂からお邪魔しましたので、次回は一部撮影禁止の場所を除いた堂内を紹介したいと思います。
基本データ 名称:真宗本廟(真宗大谷派 東本願寺) 住所:京都市下京区烏丸通七条上る常葉町754 開門時間 (3月~10月)午前5時50分~午後5時半 (11月~2月)午前6時20分~午後4時半 拝観料:無料 電話(参拝接待所):075-371-9210 |
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