十日町市にあるかなり大きな施設で、宿泊もできる日帰り施設といった趣です。
何の気なしに入ってみたのですが、特徴のあるお湯に癒されました。
ミオンなかさとさんの外観。
唐破風とは異なりますが、立派な屋根が特徴です。もちろん駐車場も完備。
場所は国道353号線から少し離れ、信濃川を望むところ。最寄り駅は「越後水沢」もしくは「越後田沢」です。
館内の紹介。1階に温泉と食事処、そして整体などの関連施設。バーデゾーンは無くなっているようです。
そして2階は宿泊施設になっています。
広々としたロビー。
実は、この時点でなんとなく感づいたことがありまして。
この贅沢にスペースを使った廊下などを見て、確信を強めました。
第三セクター(地方公共団体と民間が共同出資する事業体)の香りがします。そして、後で調べたら当たっていました。
温泉のデータ
源泉名:宮中島の湯
泉質:弱アルカリ性単純温泉
源泉温度:48.9℃
pH:8.5
成分総計:0.83g/リットル
お湯の印象:褐色澄明、ほぼ無臭、滑らかな浴感
加温:無し?
循環:有り(掛け流し併用と思われる)
消毒:有り(掛け流し併用と思われる)
消毒臭はほぼ感知せず
ミオンなかさとさんの浴室は、内湯と露天。まずは露天の紹介です。
なんと言っても目を引くのは、このお湯の色でしょう。
褐色澄明という、珍しいお湯。
しかもこの色から受ける印象とは異なり、匂いはほとんど感じません(わずかな源泉臭+モール臭があるくらいです)
泉質名は単純温泉ですが、成分的にはナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉に近く、滑らかな浴感。
匂いがないことも含めて、とても万人受けする優しいお湯という印象でした。
少しぼけてしまいましたが、洗い場は個別の壁つき、アメニティは標準的な3点セット。
他に内湯には、3段式のフィンランドサウナもありました。
こちらは水中写真。澄んだ綺麗な色つきのお湯です。
露天風呂の様子です。
毎月26日(フロの日)には、バラや菖蒲、リンゴなどその時期にあった季節湯が開かれるとのこと。
残念ながら壁が立てられていて景観は望めませんが、こちらでも褐色の温泉は健在。
露天風呂でも消毒臭はほとんど感知せず、掛け流しと勘違いするほどお湯のコンディションは良好でした。
なお記事を書いている時点で、施設は営業されていますが来客は新潟県内のみに限定とのこと。
また湯巡りの旅ができる時を、心待ちにしています。
基本データ 名称:ミオンなかさと 住所:新潟県十日町市宮中己4197 営業時間:午前10時~午後10時 入浴料:600円、小学生以上300円 休業日:無し 電話:025-763-4811 |
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