美山かやぶきの里(京都府南丹市) ①素朴で懐かしい日本の原風景

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 京都府南丹市美山町にある「美山かやぶきの里」さんの紹介です。
 美山と言えば美味しい農産物の代名詞、「美山のたまご」「美山の牛乳」、「美山のたまごを使った料理」「美山の牛乳を使ったデザート」など、京都市内でも「美山」の名前がついた農産物やカフェなどをよく見かけます。

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 中でも「北集落」と呼ばれる地区は、茅葺き民家が多く残る地区です。
 集落の中を、かつて日本海側から京の都へと続いていた「鯖街道」が横切り、その当時の面影を残したまま人々の暮らしが続いています。

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 京都市内から福井県小浜市へと続く国道162号線から、由良川の流れに沿うように伸びる府道38号線(美山かやぶき由良利街道)に入ります。そのまま走り続けると、突然目の前が開けて雰囲気が変わりました。
 「美山かやぶきの里」に到着です。

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 到着は、街道沿いに茅葺き屋根の建物が二軒並んでいるのが目印。
 向かって左の建物は、自家栽培の手打ちそばをいただくことができる「お食事処 きたむら」さん、右の建物は「お土産処 かやの里」さんです。こちらについては、また後日詳しく紹介したいと思います。
 すぐ横に大きめの駐車場があるので、「かやぶきの里」を散策する時はこちらの駐車場を利用しましょう。

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 なお、訪れた時の駐車料金は無料でしたが、2020年4月より有料になるとのこと。
 有料化に伴う舗装工事のため、3月末までの平日は駐車場の場所が変更になることもあるそうですので注意が必要です。

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 駐車場に車を停めてから、まず道路とは反対側にある由良川を眺めます。
 由良川は、京都府・滋賀県・福井県の府県境にあたる丹波高地の三国岳を水源とし、若狭湾にそそぐ一級河川です。
 特に上流は良好な水質が維持されており、美山町の付近でも3月中旬頃にはアマゴが解禁され、6月中旬にはアユが解禁、また同じ頃には蛍の乱舞を見ることができるそうです。

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 道路を渡り、山の方へと視線を移すと、茅葺き屋根が重なるように連なっている風景が視界いっぱいに広がります。

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 山を背に並び建つ茅葺き民家は「日本むかしばなし」に出てきそうな雰囲気で、どことなく懐かしさを感じます。
 平成5年(1993年)に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されたこの風景は、日本として守っていくべき街並みとされたのも納得できるものでした。

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 水仙もちょうど盛りのようで、集落のところどころで見ることができました。
 ちなみに、写真の茅葺き屋根の民家やお地蔵さまの前を左から右へ通る道が「鯖街道」です。
 
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 他にも、オオイヌノフグリやホトケノザ、ツクシなど、幼い頃には日常的に目にしていた草花があちらこちらで咲き乱れ、まさしく日本の原風景という印象です。

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 集落のところどころにある、こちらの小さな小屋にも見える建物の中には、茅葺き民家を火災から守るための「放水銃」が収納されているそうです。
 平成12年(2000年)に、集落の中にある「民俗資料館」が放火され、貴重な母屋と納屋を焼失したことから設置されたとか。
 操作盤は別に設置されており、緊急時以外には触れないように注意書きがほどこされていました。

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 こちらの写真はパンフレットから。春と秋に行われる、放水銃の点検のための一斉放水の様子です。
 これはなかなか見る機会がない豪快な放水。間近で見ることができたら、その迫力はかなり凄そうです。
 とはいえ木造の建物が並ぶ集落ですので、類焼を防ぐためにはこれだけの勢いがないといけないのでしょうね。実際に使用されることがないよう、祈るばかりです。

 次回は、「美山かやぶきの里」の中にある飲食店や神社を紹介したいと思います。


 基本データ
 名称:美山かやぶきの里
 住所:京都府南丹市美山町北
 営業時間:施設ごとに異なる
 休業日:施設ごとに異なる


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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)観光・街歩き日記   

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