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 京都市の中でも東の方に位置する「平安神宮」の紹介です。

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 最寄駅は京都市営地下鉄の東山駅、神宮道を通って徒歩10分ほどで朱色の大鳥居が見えてきます。
 大鳥居をくぐり抜け、左右に京都市美術館や国立近代美術館を見ながら先に進むと、車両の通行禁止が禁止されている場所に到着します。
 遠くに見えるのが「平安神宮」の拝観入口である「応天門」、その手前は岡崎公園です。

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 平安神宮の境内図を見ると、その敷地の広さに驚きます。
 そもそも平安神宮は、平安遷都1100年を記念して、明治28年(1895年)に創建されました。京都の中では、比較的新しい神社です。
 都を守護する中央に位置し、北(玄武)に位置する賀茂別雷神社(上賀茂神社)、東(蒼龍)に位置する八坂神社、西(白虎)に位置する松尾大社、そして南(朱雀)に位置する城南宮と合わせて、各社を巡ってご朱印をいただく「京都 五社めぐり」の一社になっています。

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 平安神宮に近づくと、まずこちらの「応天門(神門)」が視界いっぱいに広がります。
 応天門は、後で紹介する「大極殿(外拝殿)」「白虎楼」「蒼龍楼」などとともに、創建当時に造営されたものが残っているそうです。

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 まずは応天門の左手にある手水舎で、手と口を清めます。
 なお2020年3月現在、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、手水舎は利用できなくなっているようですので、ご注意ください。

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 応天門から先に足を踏み入れると、目の前には整然としたたたずまいの社殿が連なっています。
 なんでも、こちらの社殿は桓武天皇が開かれた当時の平安京の正庁、朝堂院が約8分の5の規模で再現されたものだとか。
 大極殿前の広場では、毎年「京都薪能」が行われています。今年(2020年)は、6月1日(月)・6月2日(火)が予定されています。
 気になる方は、公式ホームページにてご確認ください。

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 上の写真が正面の「大極殿(外拝殿)」、下の写真が左右一対の楼閣「白虎楼」です。大極殿を中央にして反対側に「蒼龍楼」があります。
 平安京の正庁の復元だけあって第50代 桓武天皇と、もう一柱、明治維新の基を開かれた第121代 孝明天皇が祀られています。

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 大極殿前の広場には、白虎・青龍をかたどった手水処があります。
 一瞬、「白虎が熊のようだ」と思ったのは、ここだけの話。

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 当然のように、「右近の橘」「左近の桜」も植えられていました。
 「右近の橘」とは、平安時代以降、紫宸殿の南階下の西方に植えられた橘のことです。儀式が行われる時、右近衛府の官人がその側に列したことから名づけられました。「左近の桜」はまさしくその逆です。
 橘の実は古くから常世の国の不老長寿の妙薬として珍重され、また桜は清らかさを大事にする日本人の心を表わすものとして「日本の国花」にもなっています。

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 こちらの木は、3月下旬から5月初旬にかけてみることができる光景です。
 一見しただけでは桜の木にも見えますが、花びらに見えるのは結びつけられた「おみくじ」。
 春限定の授与品「桜(はな)みくじ」は、文字通り桜色のおみくじ(300円)で、中には大神さまの教えが書かれています。
 願い事を記入し「結び木」に結び、満開成就を祈るそうです。
 散ることのない花びらのひとつとして、結ぶのも良いかと思いました。

 次回は「平安神宮」の奥に広がる「神苑」を紹介します。


 基本データ
 名称:平安神宮
 住所:京都市左京区岡崎西天王町97
 境内参拝時間:
  (下記以外)午前6時~午後5時半
  (3/15~9/30)午前6時~午後6時
  (11/1~2/14)午前6時~午後5時 
             ※12/31~1/5は変更有
 神苑拝観受付時間:
  (下記以外)午前8時半~午後5時
        ※10/22は時代祭のため変更有
  (3/15~9/30)午前8時半~午後5時半
  (11/1~2/14)午前8時半~午後4時半
 お守り・御朱印授与開始時間:午前7時半~
 ご祈祷受付時間:午前9時~午後4時
 神苑拝観料:大人600円/小人300円
       ※年2日(6月・9月)無料公開有
 電話:075-761-0221