平城宮跡歴史公園 復原された遣唐使船

 平城宮跡歴史公園を紹介します。
 現在は第一次の大極殿南門を復原しているところで、それについてはまた別の記事で紹介したいと思います。

 今回の紹介は南門のさらに南、朱雀門近くにある「朱雀門ひろば」。
 観光交流施設の「天平うまし館・天平みつき館・天平みはらし館・天平つどい館」さんという施設があり、それに隣接して復原された遣唐使船があります。

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 観光交流施設の外観。

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 その施設の南側に隣接して復原された遣唐使船があり、乗船して見学することができます(無料)。
 もちろん写真を撮ることもでき、記念写真の場所としてもいいかもしれません。

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 乗船する通路から、こちらが船首部分。

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 そしてこちらが船尾部分となります。
 この日はあいにくの曇天でしたが、それでも船の白と朱のカラーリングは良く映えます。
 マストにたたまれている帆は「網代帆」と言い、竹で編んだ古代の帆だそうです。

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 さてこちらの遣唐使船、「復原」の名前が付いてはいますが、実際には何かのモデルがあるわけではありません。
 現存する最も古い遣唐使船は、遣唐使の派遣が終了してから400年も後に描かれたものであり、正確な情報は残っていないそうです。
 そのため、最も古い絵巻物の姿を再現して作られているそうです。

 ちなみに全長30m、全幅9.6mは現代の船としては小舟であり、実際に乗り込んだイメージは「大きめの漁船?」というところでしたが、当時としてはかなりの大型船舶だったとのこと。
 そしてこの船の中に約150人が乗り込んだそうで、いったいどこにそんなスペースが、と思ってしまいました。

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 船尾側にある主舵。ここに舵柄という道具を差し込み、数人がかりの力ずくで舵を動かしていたそうです。
 モータがない時代なので当たり前ですが、相当の力仕事だったことは想像できます。

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 船の通路を一枚。
 一番手前にあるのは「遣唐大使の部屋」。その奥が「賄い部屋」「雑居部屋」となっていました。

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 さて場所は変わって、こちらは観光交流施設の一つ「お土産処などが入っている「天平みつき館」。
 これ以外に施設にはカフェ、レストラン、交流スペース、観光情報スペース、展望室などがありました。

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 お邪魔したときのお土産人気ランキングは、1位お団子、2位くず餅、3位瓦せんべい。
 そしてなぜか殿堂入りしている古代キャラメル。

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 栄えある1位に輝いた「一福堂」さんのお団子はこちらです。

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 そして古都・奈良らしく、古代醤(ひしお)も売られていました。
 醤は現代の醤油や味噌の原点とも言える調味料で、現代でも醤油と麹などを混ぜて発酵させることで作ることができるそうです。

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 一通り見回って外に出ると、遣唐使船の周りに水煙が上がっていました。
 水上を進む船を見立てて、たまに行われるアトラクション。記念写真には良いタイミングかもしれません。


 基本データ
 名称:観光交流施設
 住所:奈良市二条大路南4-6-1
 営業時間:施設によって異なる(おおむね、午前9時半~午後6時)
 休業日:無休
 電話:0742-35-8201(平城京再生プロジェクト)


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posted by ウィロー at 11:00 Comment(2)観光・街歩き日記   

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この記事へのコメント

  • モノノフ

    遣唐大使の部屋ってどのくらい広いのかなぁ、見に行きたくなりますねぇ♪
    2020年02月05日 15:24
  • ウィロー

    モノノフさん
    それが実は、けっこう狭かったのですよ。
    ただ他の部屋がさらに狭い、というかあの船にその人数は入らないだろというくらいだったので、その中では豪華と言えるのかもしれません。
    2020年02月10日 19:10