新潟県阿賀町にある山の上の一軒宿で、最寄りICは磐越自動車道「津川IC」から国道459号線、さらに山の中に入った先にあります。
宿泊施設ですが、日帰りも受け付けています。お邪魔したのは雪深い日のことでした。
山道を登っていった先にある、高台の一軒宿。赤崎荘さんの外観です。
全体が木造でどこかログハウスを彷彿とさせる作りでした。
ロビー。磨き込まれた木の床が心地よいです。
浴場は玄関を入って右手の奥にありました。
こちらのお宿、部屋数は10もないこぢんまりとしたところなのですが、それに反して脱衣場は広々。
このあたりも日帰り入浴を積極的に受け付けてもらえる姿勢の表れ、と言えるのかもしれません。
温泉のデータ
源泉名:鹿瀬温泉1号
泉質:ナトリウム・カルシウムー硫酸塩温泉
源泉温度:59.5℃
pH:6.3
成分総計:3.38g/L
お湯の印象:無色透明、白い湯の花、わずかな源泉臭、浴感は普通
お湯の使い方
加温:有り
循環:有り
消毒:有り(消毒臭は感知せず)
かのせ温泉は本来、鉄分豊かな赤い濁り湯ですが、こちらでは除鉄しています。
鉄分が多いと配管が傷むなどの問題はありますが、加工しているのは少し残念。実は後日、ふもとにある「かのせ温泉 赤湯」にも入っているので、そのうちに紹介したいと思います。
赤崎荘さんの浴室は内湯一つ。
その最大の特徴は、この開閉式ドーム型展望風呂です。お邪魔した時はあいにくの天気でしたが、晴れた日にはこのドームが開放され、遙か眺望を臨むお風呂になるそうです(その様子は赤崎荘さんのWebサイトに写真があります)。
お湯はふもとにある「赤湯」さんから引き上げてきているとのこと。
消毒臭はありませんが、循環湯のようです。浴感は普通ですが、硫酸塩泉の特徴ある源泉臭は少し感じました。
浴室のアメニティはごく普通のもの。
水中写真。完全に除鉄されており赤みはまったくありません。
その代わり、白い湯の花は浮かんでいました。
こちらは時期にもよりますが、10,000円くらいで宿泊もできる様子。
機会があれば宿泊もいいなと思いました。その際には是非好天に恵まれ、浴室ドームの開放を見てみたいものです。
最後にこちら、赤崎荘さんからの眺めとほぼ同じ写真。
晴れていればこの風景を眺めながら入浴できるようです。
基本データ 名称:かのせ温泉 赤崎荘 住所:新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬11540-1 営業時間:(平日)午後3時~午後7時半 (土日祝)午前9時~午後7時半 *12月~3月の日帰り入浴は、土日祝日のみ 入浴料:大人500円 子供300円 休業日:不定休 電話:0254-92-5811 |

この記事へのコメント
モノノフ
ウィロー
まさにそれこそ雪国温泉の醍醐味ですね。
もちろん寒さはあるのですが、だからこそ温泉もまた良しというものです。いえ、南国の温泉ももちろん良いのですが。