岡本屋(別府市) ③硫黄臭漂う青磁の湯

 「岡本屋」さんの紹介、今回は名物の温泉です。
 岡本屋さんのある明礬温泉は、硫黄臭漂う濁り湯で有名。その中でも岡本屋さんのお湯はミルキーブルー、青磁と言われている名泉です。
 男湯と女湯では少し趣が違うようですが、今回は男湯の紹介になります。

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 岡本屋さんの浴室は、階段を下った先にありました。
 調べてみたところ、立ち寄り湯はやっていないようです。

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 脱衣場は標準的。それほど大きなお宿ではないので、このくらいの設備があれば十分です。
 それにしても硫黄泉なのに、脱衣場のカランが黒く変色していないというのは手入れが行き届いていると感じました。

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 温泉のデータ
 源泉名:旅館岡本屋
 泉質:酸性単純硫黄泉
 源泉温度:86.5℃
 pH:2.4
 成分総計:0.85g/L
 お湯の印象:薄青~乳白色の濁り湯、硫黄臭、浴感は普通

 お湯の使い方
 加温:無し
 循環:無し?
 消毒:無し?

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 まずは内湯。硫黄臭はそこそこ(明礬温泉は町並みにすでに硫黄臭が漂っているので、少し鼻が麻痺しています)。
 扉の向こうは女湯のようですが、もちろん扉は開きません。


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 洗い場のアメニティは標準的。

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 奥に進むと、岩風呂もありました。こちらのお湯も、先ほどの主浴槽と同じようです。
 内湯の透明度が高いのは、新鮮なのか加水してあるのか、どちらかは分かりませんでした。
 ちなみに女性のお風呂は檜風呂とのことです。

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 飲泉も可能。特徴はありますが、温泉としてはそれほど濃いものではありません。
 硫黄臭と酸味、金気を感じました。

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 さて、そしてこちらが岡本屋さん浴室の白眉でしょう。内湯から階段を下りた少し先、緑の中に青磁の大露天風呂がたたずんでいました。
 この濁り湯、文章を書いていてもまた入りたくなってくるほど綺麗です。
 成分としては硫黄とメタケイ酸が多く、それがこの色を生んでいると思われます(鉄イオンも寄与しているでしょうか)。

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 お湯を近くで見ると綺麗な青磁色は薄れてしまうのが残念。
 色は遠めから楽しんだ方がよさそうです。これは離れて撮った1枚。

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 明礬温泉のお湯はリッターあたり1gもない、それほど濃いお湯ではありません。
 それでもこの析出物の量、さすがの歴史ある旅館さんです。

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 湯船の端には源泉湧出口があります。
 源泉温度は90度近いので、近づかない方がいいと思います。相当熱いです。

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 女性のお風呂にも少し小さいですが、同種の露天風呂は用意されているとのことです。
 岡本屋さんと言えばこのお風呂。ぜひ入って欲しい、美しい硫黄泉だと思います。

 次回は岡本屋さんの夕食、その後に朝食を紹介します。


 基本データ
 名称:岡本屋
 住所:大分県別府市明礬4組
 休業日:無し
 電話:0977-66-3228
 *宿泊は小学生以上のみ受け入れ


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posted by ウィロー at 11:00 Comment(2)湯煙日記(大分)   

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この記事へのコメント

  • モノノフ

    やっぱり別府温泉こそが日本一の温泉街だと思いますね、いったいこう言った立ち寄り湯が市内にどれくらい有るのかな?
    2019年12月04日 10:34
  • ウィロー

    モノノフさん
    別府のすごいところは、別府八湯でも性格がガラリと変わるところですね。実は含硫黄アルカリ泉もあったりします。
    立ち寄り湯の数は良く分かりませんが、手元にある少し昔のパンフを見ると3ケタはまちがいなくあるようです(ホテルなども含みます)。
    2019年12月04日 20:15