知多半島最南端近くの豊浜地区に店を構えるこちらは、泊食分離のお宿。
この記事を書いている時点ですが、一泊朝食付き一人6,000円に夕食を別に付ける、という形のお宿です。
今回は知多半島巡りの旅の途上で、立ち寄り湯にお邪魔しました。
かなり繁盛しているお宿のようですが、立ち寄り湯も積極的に受け付けていただけるのはありがたいです。
こちらが浴場入り口。
受付で代金を払って(券売機)受け取る鍵が、下足箱とロッカーの共通鍵になっています。
中規模の旅館さんだと思うのですが、日帰りや食事のお客さんも多いのか、浴室はかなり広々としていました。
そしてこの時点から湯煙の中に漂ってくる潮の香り。期待が膨らみます。
温泉のデータ
源泉名:南知多天然温泉 まるはうめ乃湯
泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉
源泉温度:31.9℃
pH:不明(中性~弱アルカリ性?)
成分総計:1リットルあたり25.28g
お湯の印象:黄褐色濁り、弱い金気臭、源泉臭(海の香り)、浴感は普通、良く暖まる湯
お湯の使い方
加温:有り
循環:有り
消毒:有り(消毒臭は感知せず)
うめ乃湯さんの浴室は、内湯のみで露天はありません。
写真の左が白湯(もしくは希釈浴槽?)で、右側が加水なしのお湯です。
主浴槽の背後には、豪快な波しぶきの壁画が飾られていました。
湯口のお湯を少しなめましたが、強烈にしょっぱいです。
それもそのはず、塩分濃度は推定で2%以上。海水よりはマシという程度の塩の濃さです。
土類塩泉、あるいは古代海水由来のお湯なのでしょうか。
主浴槽の柱の影でのんびり。このすっぽり具合がたまりません。
この日はあいにく天気があまり良くなかったのですが、それでも見事な伊勢湾の眺め。
晴れた日にはさぞかし雄大な眺めが楽しめることでしょう。
今回は利用しませんでしたが、打たせ湯やサウナもありました。
洗い場のアメニティは標準的ですが、席数はたっぷり取ってありました。浴室も広々。
うめ乃湯さん、泉質は文句ないのですが強塩泉だけに温まり具合が半端ないところがネックでしょうか。
もちろん寒いときにはそれでいいのですが、夏はクールダウンの方法を考えておく必要があるでしょう。それでも良い湯であることに間違いはありませんので、今度は宿泊してみたいものです。
基本データ 名称:まるは食堂旅館 うめ乃湯 住所:愛知県知多郡南知多町豊浜峠8 営業時間:午前10時~午後10時 入浴料:大人600円、小人400円 休業日:無休(メンテナンス休業あり) 電話:0569-37-0006 |
この記事へのコメント
モノノフ
あぁもう年末までは温泉には行けないかも知れません、忙しくなりますからね!
ウィロー
このときはあいにくの天気でしたが、このお宿は知多半島の先端近くですので眺望は素晴らしいと思います。今度泊まってみたいお宿の一つとしてマイリストに入っています。
年末の忙しさはめでたくもあり面倒でもあり、私もぼちぼちとがんばります。