狸谷山不動院 ③宮本武蔵ゆかりの滝

 「狸谷山不動院」さんの紹介の3回目、最後は宮本武蔵が修行したといわれている滝と、本堂を紹介します。

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 手水舎左手にある「七難即滅 七福即生」の文字が刻まれている階段をのぼると、正面には不動明王が祀ってあります。
 「七難即滅 七福即生」は、七福神のご利益の説明に利用されることが多い、仁王般若経に説かれている経文の一部です。「七つの災難はたちまち消滅し、七つの福徳に転ずる」 という意味になるとか。

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 お社の奥には、「宮本武蔵 修行の滝」と「お滝不動尊」がありました。
 この滝は、宮本武蔵が吉岡清十郎一門数十人と、麓にある「下り松」で決闘の約束をした時、その滝に打たれて修行したのちに決闘に挑み、吉岡一門を一撃のもとに倒したと伝えられています。
 この時の修行において、宮本武蔵は不動尊の右手にある降魔の利剣の極意を得たということです。

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 滝の奥には、不動明王が祀られています。

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 すぐ横には、「水乃口不動尊」も祀られていました。

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 水乃口不動尊のすぐ横から、「女厄坂」の階段が続いています。段数は33段、女性の厄年19歳・33歳・37歳の真ん中の数と同じ段数になっています。

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 女厄坂の手前左手には、「恵比須」「大黒天」のお社もありました。

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 こちらは女厄坂を登りきったところにある、「水かけ水子地蔵尊」です。
 お堂の中央に安置されているお地蔵さまは、親が子供に対する愛情の深さを表現し、五つ子を抱いた姿をされています。
 お地蔵さまの周囲に祀られている赤ちゃん地蔵は、生まれて間もなく亡くなったみどり子の供養や先祖追善供養のため、さらには子供の無事な成長を祈って祀られたものだということです。

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 すぐ近くには、苔生した石段にお地蔵さまがずらりと並んでいらっしゃいます。
 ところどころにある風車が、ちょうど降っていた雨と合わせて、どこか物悲しい雰囲気をただよわせていました。

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 水子地蔵尊のすぐ隣には、石でつくられた洞のような場所があります。
 壁の奥には、「役行者神変大菩薩」が祀られていました。役行者は飛鳥時代の呪術者で、修験道の開祖とされている人物です。
 狸谷山不動院さんは、真言宗の修験道の御寺でもあることから、役行者が祀られているのでしょう。

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 女厄坂をのぼりきると、250段目に到着です。こちらの狸は、信徒会館の近くに設置されていました。
 その他にも、50段目、99段目、126段目、206段目で狸の置物が出迎えてくれますので、これらを追っていくのもいいですね。

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 本殿は、信徒会館の奥にあります。
 入山料は置いてある箱に自分で入れる方式です。500円を入れてパンフレットをいただきます。ポストカードは、パンフレットにはさんでありました。

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 下から撮影した本堂です。どことなく、清水寺の舞台を彷彿とさせてくれます。

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 入山料を入れて先に進むと、写真右手奥にご本尊である不動明王が祀られています。
 ここから先は撮影は禁止でしたので写真はありませんが、十分に観る価値があると思います。

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 舞台の突き当たりからは、京都市内も一望できました。この場所が、ずいぶんと高い場所にあることがわかります。

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 本堂前の階段をおりて、振り返って撮った写真です。
 こちらの階段は「男厄坂」で、段数は42段。女厄坂同様、男性の厄年に合わせた段数になっています。

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 そして、帰りは来た道をそのままくだっていきます。
 小雨だったこともあり、落ち葉などですべりやすかったので、参拝の際はご注意ください。

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 この修験者の衣装をまとった可愛らしい狸のイラストは、入山料を入れる場所にありました。
 イラストの文字にもあるとおり、京都市中心部からはちょっと離れた場所にあり、最寄の公共交通機関からも徒歩約20分と、確かに観光に訪れるにもちょっと不便なところではあります。しかし、観光客の数も少なく、見どころはいっぱいで、なかなかいい場所です。
 足がのばしづらいかもしれませんが、詩仙堂などを訪れた時にでも、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
 個人的には、かなりお勧めの場所です。


 基本データ
 名称:大本山 狸谷山不動院
 住所:京都市左京区一乗寺松原町6
 開閉門時間:午前9時~午後4時
 入山料:500円
 電話:075-722-0025

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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)寺社・仏閣日記    

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