哲学の道 水面に映える桜のトンネルをくぐりぬける

 京都の桜の名所のひとつ、「哲学の道」の紹介です。
 今年(2019年)の満開は4/5(金)、日曜日の夕方から風が強く、月曜日の明け方にかけて雨が降っていたので、ほどよく桜が散り、桜色に染まる水路が見れることを期待して、4/8(月)に足を運んでみました。

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 到着したのは、午前10時少しすぎたあたり、思っていたほど人出は多くありません。

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 やわらかい風が吹くたびに、緩やかな流れの水面に桜の花びらがはらりはらりと舞い落ちてはいましたが、それほど数は多くはなく、期待していたような花筏は見ることができませんでした。
 それでも、すべるように水面を流れる桜の花びらに、ゆっくりとした時間の流れを感じることができて、これはこれでいいものです。

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 そもそも、現在「哲学の道」と呼ばれているこの散策路は、1890年(明治23年)に琵琶湖疏水が完成した時に、管理用の道路として設置されました。
 その後、京都大学の哲学者 西田幾太郎氏などが好んで散策し、思索にふけったことから、「哲学の小径」とも称されたとか。
 1968年(昭和43年)、地元住民があげた環境保全整備を求める声に、京都市が応える形で、4年後の1972年に散策路として完成、「哲学の道」という名前で親しまれるようになったそうです。
 1986年(昭和61年)には、「日本の道百選」のひとつにも選ばれています。

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 道の傍らに石碑がありました。
 「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」、西田氏が詠んだ歌です。

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 疎水を覆うように、川の流れの上に枝を広げている桜も数多くありました。
 これらの哲学の道の桜は、「間雪桜(かんせつざくら)」と呼ばれているそうです。これは、銀閣寺の近くにある「白砂村荘(現在:白沙村荘橋本間雪記念館)」に居住していた、日本画家 橋本間雪氏にちなんだものです。
 間雪氏が銀閣寺畔第2疎水に桜の若木を植えたのが、1922年(大正11年)。実に、間雪氏が39歳の時だとか。
 「白沙村荘橋本間雪記念館」さんの公式ホームページでは、桜の開花状況が掲載されていますので、参考にしてみるのもよいと思います(今年の開花状況のお知らせは終了しています)。

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 こちらの櫻橋の袂に、何やらお店があるようだったので行ってみると。

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 以前紹介した「よーじやカフェ(嵯峨野嵐山店)」さんの系列店舗「よーじやカフェ(銀閣寺店)」さんがありました。

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 こちらの店舗は、日本庭園の奥にお店があるということです。
 旧家屋をそのまま利用した座敷スタイルのカフェになっているそうで、予約限定のお弁当も提供されているとか。
 他にも、銀閣寺店限定の「さくらもちとお抹茶セット」などもあるようですので、足休めに立ち寄ってみるのもよさそうですね。

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 薄紅色と白色の2色の桜が、重なるように咲き競っていた場所がありました。
 似ているようで、それでも確かに違う桜の競演は、また味わい深いものです。
 のんびりと散策しながら桜を愛でることができる「哲学の道」は、人気があるのも納得の桜の名所でした。


 基本データ
 名称:哲学の道
 住所:京都市左京区銀閣寺町付近~若王子町付近の疏水沿い

 基本データ
 名称:白沙村荘橋本間雪記念館
 住所:京都市左京区浄土寺石橋町37
 開館時間:午前10時~午後5時 ※季節により変更有
 入館料:一般1,300円
     学生(学生証をお持ちの方)500円
     高校生以下無料
     ※特別展開催時は別料金
 電話::075-751-0446

 基本データ:
 名称:よーじやカフェ 銀閣寺店
 住所:京都市左京区鹿ヶ谷法然院町15
 営業時間:午前10時~午後6時(LO午後5時半)
       ※季節により変更有
 休業日:無休
 電話:075-754-0017

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posted by ウィロー at 11:00 Comment(0)観光・街歩き日記   

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