古湯温泉 旅館 大和屋 ④素朴な中にも遊び心のある夕食

 佐賀県は古湯温泉、徐福伝説の眠る地にある「大和屋」さんの紹介です。
 今回は夕食の紹介。タイトル通り、素朴な中にも珍しい食材を使った一品もあり、遊び心のある夕食でした。

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 最初の膳はこんな感じでした。

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 色々なものが賑やかに盛られている八寸。
 バイ貝、ホタルイカ、栗に昆布巻き、椎茸、沢蟹。
 最初からビールではなく日本酒が欲しくなるようなラインナップです。

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 こちらでは鯉の洗いが出てくることもあるそうですが、この日は違うメニュー。
 桜鯛の刺身は春の定番です。

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 酢の物はワカメと山芋。

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 珍しい食材その1。
 コンニャクの上にある濡れたような葉っぱは、アイスプラントです。
 見た目は青臭そうに見えるかもしれませんが、クセはほとんどなくシャキシャキとした食感で、わずかな塩味がありました。

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 鮎の甘露煮。

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 筍の煮物も春の定番メニューですね。
 添えられた木の芽が、なおのこと春を感じさせます。

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 茶碗蒸しには珍しい梅干し入り。
 甘口の梅干しが、茶碗蒸しのダシと良く合っていました。

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 このあたりの特産品、みつせ鶏の鍋物。

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 珍しいメニューその2。
 つまみ菜や山菜の天ぷら、春を告げるようなメニューでいいですねと思っていたら・・・

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 その下にあったこれ、なんと藤の花の天ぷらだそうです。
 特に強い風味があるものではないのですが、逆に言えば草っぽい青臭さもなく、食べても美味しいものだと始めて知りました。

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 ご飯と、汁物代わりには梅が練り込まれた素麺。
 お漬け物もおそらく自家製だと思います。

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 デザートはグレープフルーツゼリーでした。

 大和屋さんの夕食、基本的には山の幸中心ですが、バランスの良いメニューに珍しい食材がちらほら。
 もちろんお味も良く、オーソドックスながら魅力的な料理だったと思います。
 次回、最後は大和屋さんの朝ご飯を紹介します。


 基本データ
 名称:大和屋
 住所:佐賀県佐賀市富士町大字古湯860
 営業時間:午前11時~午後4時(日帰り温泉の営業時間)
 入浴料:大人700円(日帰り温泉の入浴料)
 休業日:無休
 電話:0952-58-2101


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posted by ウィロー at 11:00 Comment(2)湯煙日記(佐賀)   

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この記事へのコメント

  • モノノフ

    徐福伝説は佐賀県にも有ったんですね、我が和歌山県の新宮市にも徐福の伝説が残されてますよ(^o^)/
    自家製の漬物を出す店は間違いない名店ですよ、料理の盛り付けも見事ですね♪
    2019年04月03日 11:43
  • ウィロー

    モノノフさん
    浦島伝説と徐福伝説は色々な場所にあるようですね。
    京都で言えば、徐福伝説は木津温泉にもあったはずです。
    こちらの料理は素朴+遊び心となかなかの上物で、おまけに宿泊代金も手頃。真面目に営業されているというイメージを持ちました。
    2019年04月04日 10:52