三島谷温泉 永久荘(長岡市) 透明度10cmの黒い濁り湯が、こんなところにあったとは。

 「永久荘」さんの紹介です。
 一度聞けばおそらく忘れないだろう、インパクトたっぷりのこの旅館は、新潟県は長岡市の山中にあります。
 石油の試掘中に湧き出した温泉は、宿の名前に負けず劣らずインパクトのある濁り湯でした。

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 最寄りは「西川IC」。そこから車で5~6km。
 静かな山間に佇む、三島谷温泉の一軒宿となります。

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 こちらの温泉は、温泉達人の故・野口悦男さんが選んだ「全国濁り湯」百選で選ばれた宿。
 こんな辺鄙な(というと失礼ですが)場所にありながら選ばれるということは、その実力のほどがうかがい知れます。

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 宿は昔懐かしい、赤色のカーペット。
 少し古めかしい宿の印象と、良く合っていました。

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 温泉のデータ
 源泉名:三島谷温泉
 泉質:ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
 源泉温度:21.5℃
 pH:8.1
 成分総計:1リットルあたり1.32g
 お湯の印象:茶褐色濁り、薄い硫黄臭、滑らかな肌触り

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 お湯の使い方(推測を含む)
 加温:有り
 循環:有り
 消毒:有り

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 永久荘さんの浴室は男女別、内湯一つのみ。
 脱衣場は簡素なものでした。

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 そしてこちらが内湯。
 大きく取られた窓の向こうには庭。浴槽は小振りで、せいぜい入れて3~4人といったところでしょうか。
 この時は運良く、最初から最後まで貸切で湯浴みをすることができました。

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 アメニティはごく普通の2点+石鹸。

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 そして何と言っても、最大の特徴はこの濁り湯。
 透明度はたった10cm。浴槽内のどこに段差があるのか、おっかなびっくり足を沈める必要があります。
 透明度については、2枚目の写真も参考にして下さい。これ、水深はせいぜい指の第二関節までです。

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 主成分は炭酸水素ナトリウムの重曹泉なので、肌触りは少しぬるぬるとします。
 湯口からは弱い硫化水素の匂いもかぎ取れました。
 見た目のインパクトがすごいお湯ですが、湯使いもきちんとされているようで、そのあたりも含めての「にごり湯百選」選出なのでしょう。

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 びっくりしたのは、蛇口。
 温泉蛇口のボタンを押したとたん、はっきり分かる硫黄臭が漂いました。
 もしかすると、この蛇口からのお湯が一番新鮮で、源泉の特徴をはっきり残した湯なのかもしれません。

 立ち寄り湯の時間もだいたいでしか分からないため、訪問前には電話連絡が推奨です。
 とにかく、こんなところにこんな湯が、とびっくりする濁り湯。近くの方は是非、出かけてみて下さい。


 基本データ
 名称:三島谷温泉 永久荘
 住所:新潟県長岡市大積三島谷町147-1
 営業時間:午前10時~午後4時?(事前連絡推奨)
 入浴料:400円
 休業日:無し?
 電話:0258-46-2258


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